【完全レビュー】MPC-HCとは?使い方・安全性・日本語化・代替ソフトを徹底解説!
MPC-HCはWindows向けのメディアプレーヤーとして、動作の軽快さと完全無料で使える点から、長年多くのユーザーに利用されます。
しかし、初めて使う人にとっては「今もまだ安全に使用できるのか?」「具体的な設定や使い方は?」といった疑問や不安もあるのではないでしょうか。
そこで本記事では、最新の対応状況を踏まえ、MPC-HCの主な機能から、安全なダウンロード方法、基本的な使い方までを分かりやすく解説します。さらに、動画が再生できない場合の対策として、より強力でおすすめの代替ソフトも合わせて紹介します。ぜひ、最後までお読みください。
目次
MPC-HCとは?機能と特徴
MPC-HC(Media Player Classic - Home Cinema)は、Windows向けに開発された軽量なオープンソースの無料メディアプレーヤーです。MP4、MOV、MP3などの一般的な動画・音声フォーマットに対応しており、別途コーデックをインストールせずに動画を再生できる点が大きな特徴です。
また、暗号化されていないDVDや一部のBlu-rayにも対応しています。再生リスト、画面キャプチャ、字幕調整など豊富な機能を搭載しており、軽量設計のため古いパソコンでも快適に動作します。
メリット
- オープンソースで完全無料に利用できる
- 軽量で古いパソコンや低スペックパソコンでも正常に動作できる
- 様々な動画、音声フォーマットやDVD/BD(非暗号化)の再生に対応できる
- 再生機能が充実、外部字幕の読み込み、スクリーンショット、再生リストなどがある
- DXVAハードウェアアクセラレーションに対応し、CPUへの負荷を最小限に抑えつつ、高ビットレートの動画でもスムーズに再生できる
- LAV Filtersを標準搭載し、最新の動画・音声コーデックを内蔵して、面倒な追加設定を行うことなく、ほとんどの動画フォーマットを再生できる
デメリット
- 公式アップデートは2017年に終了しているため、大幅な新機能の追加やUIの刷新などは行われていない
- インターフェースはやや古い印象があり、最近の動画プレーヤーと比べると、操作に慣れるまで少し時間がかかる
- Windows専用であり、MacやLinuxには対応していない
- 非公式の派生バージョンであるため、公式サポートが提供されておらず、セキュリティ面については注意が必要
MPC-HCはまだ使える?その危険性・安全性は
結論から言うと、MPC-HCは現在でも十分に利用できる動画再生ソフトです。オリジナル版の公式開発は2017年に終了しましたが、現在は有志の開発者(clsid2氏ら)によって更新が続けられており、最新の動画コーデックへの対応やバグ修正、Windows 10/11への最適化などが行われています。そのため、現在のWindows環境でも快適に利用できます。
懸念点:
- 古いバージョン(v1.7.13以下)を使い続けている場合、一部の新しいコーデックへの対応やセキュリティ面で不安が残る可能性があります。
- 広告を埋め込んだり偽のインストーラーを配布する非公式サイトが多くあり、不審な経路からMPC-HCをダウンロードするとマルウェア混入のリスクがあります。
安全性:
- 脆弱性対策やバグ修正、内蔵デコーダー(LAV Filters)の更新が継続的に行われており、セキュリティ面についても一定の安心感があります。
- 長年にわたり多くのユーザーに利用されてきた実績があり、特に信頼性のあるプレイヤーとされています。
- シンプルなインターフェースと高い安定性で、基本的な動画再生であれば問題なく利用できます。
結論として、最新バーションのMPC-HCを使用している限り、危険性は極めて低く、Windows 10/11でも安全に使用できます。ただし、現在も活発に開発が続いているMPC-BEは、より新しい機能や改善が取り入れられているため、最新機能を重視する場合はMPC-BEへの切り替えを検討するとよいでしょう。
実機検証環境:
- OS: Windows 11(64bit)
- CPU: Intel Core i7-12700
- メモリ: 16GB RAM
- GPU:Intel UHD Graphics 730
- テスト素材: 自作の古いDVD、市販・レンタルのコピーガード付きのDVD、MP4、MOV、MP3など動画素材
MPC-HCとMPC-BEの違いは?
MPC-HCとMPC-BEは、どちらも「Media Player Classic(MPC)」から派生したオープンソースのメディアプレーヤーです。両者の大きな違いは開発方針にあります。MPC-HCはシンプルな設計と軽快な動作を重視しており、基本的な動画再生を目的とするユーザーに適しています。なお、オリジナル版の公式開発は2017年に終了しています。
一方、MPC-BEはMPC-HCをベースに開発された派生プロジェクトで、機能追加や改善が継続的に行われています。より多くの設定項目や便利な機能を搭載しており、幅広いフォーマットやコーデックへの対応も進められています。
総合的に見ると、シンプルさや軽さを重視するならMPC-HC、より多機能で細かな設定を求めるならMPC-BEが適しています。
MPC-HCのダウンロード、インストール(日本語化版)
MPC-HCのオリジナル版は公式サイトからダウンロードできなくなりましたが、現在も信頼できる配布サイトからMPC-HCを入手できます。ただし、非公式なサイトからダウンロードする場合は、ウイルスやマルウェアが含まれていないか確認することが重要です。一般的には「mpc-hc x64」バージョンを提供します。
ステップ1:まず、信頼できる配布ページからMPC-HCのインストーラーファイルをダウンロードします。そして、ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックして、インストール画面を入ります。
ステップ2:セットアップに使用する言語の選択というポップアップが表示され、ここで、日本語を選択します。後は、「コンポーネントの選択」のところで「アイコンライブラリ」と「翻訳」を選択します。これで、MPC-HCを日本語で利用できます。
ステップ3:これから、提示に従って「次へ」ををクリックして問題なしです。最後に、「インストール準備完了」の画面で「インストール」をクリックし、インストールは始まります。数秒後、MPC-HCのインストールが完了します。
これで、MPC-HCのダウンロード・インストールが完了します。注意が必要なのは、「MPC-HCのダウンロード」と検索すると、複数の配布ページが表示される点です。一部のサイトにはマルウェアや不要な広告が含まれている場合があるため、信頼できる配布元を利用することが重要です。
MPC-HCの事前設定
MPC-HCをインストールした後は、再生環境を最適化するために、いくつかの初期設定を行うことをおすすめします。以下では、MPC-HCの初期設定手順について詳しく説明します。
1、ファイルの関連付け設定:「表示」>「オプション」>「プレーヤー」>「形式」からファイル拡張子を選択します。これで、MPC-HCを指定形式のデフォルトのプレーヤーにします。
2、字幕の設定:「表示」>「オプション」>「字幕」>「既定のスタイル」からデフォルトの字幕サイズ、フォント、枠線の色を調整します。
3、再生設定:「表示」>「オプション」>「再生」から再生音量、再生回数、再生終了後に自動的に終了するかどうか、再生位置を記憶するかどうかなどを設定します。
4、ffdshowとの連携設定: MPC-HCはffdshowと連携することで、デコード速度を向上させ、対応形式も多くなります。設定手順は「表示」>「オプション」>「外部フィルタ」>「フィルタを追加」>「ffdshow Audio Decoder」と「ffdshow Video Decoder」を追加します。フィルタ一覧に表示されない場合は、「参照」を選択し、ffdshowフォルダー内の「ffdshow.ax」を指定します。
5、新しいウィンドウでの再生設定:動画を新しいウィンドウでMPC-HCを開きたいなら、メニューの「表示」>「オプション」>「プレイヤー」>「開くオプション」>「再生するメディアファイルに新しいプレイヤーを開く」にチェックを入れます。これで、動画ごとに独立したウィンドウで再生できるようになります。
MPC-HCの使い方
MPC-HCの使い方も非常に簡単です。数クリックで動画やDVD、BDをスムーズに再生できます。
方法1:MPC-HCを起動し、上部のメニューから「ファイル」をクリックし、「クリック再生」オプションを選択します。そして、再生したいファイルを追加し、ロードした後、自動に再生できます。DVD/BDを再生する場合、「ファイル」>「DVD/BDを開く」または「ディスクを開く」を選択します。これで、パソコンに挿入したDVDやブルーレイディスクを再生できます。
(注意:DVD/BD再生にはコピーガード付きのディスクの場合、MPC-HCが対応できません。)
方法2:動画ファイルを右クリックすると、「play with MPC-HC」や「Add to MPC-HC playlist」というオプションが表示されます。用途に応じて選択することで、MPC-HCで動画を再生できます。
方法3:再生したい動画ファイルを直接にMPC-HCにドラッグ&ドロップします。ロードが終わったら自動に再生できます。
再生中は、画面サイズの変更、再生速度の調整、一時停止、音声トラックの切り替えなど、基本的な動画再生機能を利用できます。
MPC-HCで再生できない時におすすめの代わりソフト:4Videosoft ブルーレイプレーヤー
MPC-HCの公式開発は停止したため、有志によるのアップデートの頻度が低く、サポートも不十分です。そこで、ソフトの再生エラーが即座に解決できないことがあります。MPC-HCが再生できない時の対処法として、より高性能の動画プレーヤーへの切り替えを推奨します。ここで、一番おすすめなのは4Videosoft ブルーレイプレーヤーというソフトです。
このソフトは最新のH.264/MPEG-4 AVC、H.264などに対応し、ほぼすべての動画フォーマットを再生せきます。また、暗号化されたDVD、ブルーレイも高品質に再生できます。DTS-HDやDolby TrueHDといった高音質音声、高解像度の4k動画の再生もスムーズに再生できます。
直感的な操作性で、初心者でも手軽に動画を再生できます。再生中は、画面サイズの調整、 字幕の切り替え、スクリーンショットなどの細かい設定もできます。また定期に公式アップデートするので、何か再生問題があれば、すぐに解決できます。MPC-HCの代替ソフトとして、より高度な機能を備えた優れた選択肢の一つです。
メリット
- ほぼすべての動画、音声形式やDVD、ブルーレイに対応できる
- 字幕や音声トラックの切り替えなど、カスタマイズ可能
- 4k、DTS-HDやDolby TrueHDなど高品質の動画、音声に対応できる
- 定期にアップデートし、サポートが十分、安全面に問題がない
- 使い方が簡単で、誰も手軽に利用できる
- WindowsだけでなくMacにも対応できる
- 全機能を試せる無料体験版を提供している
ステップ1: 4Videosoft ブルーレイプレーヤーをダウンロード
安全性を確保するために、公式サイトから4Videosoft ブルーレイプレーヤーをダウンロードしてください。あるいは、下のダウンロードボタンをクリックして直接にダウンロードします。
無料ダウンロードWindows向け
安全性確認済み
無料ダウンロードMacOS向け
安全性確認済み
ステップ2: 再生したいファイルを追加
ソフトを起動してから、インターフェース画面に「ファイルを開く」「ディスクを開く」という二つのボタンがあり、自分のニーズによって選びます。再生したいファイルを追加します。
ステップ3: 追加ファイル再生開始
ロードが終わった後、再生が自動的に開始します。再生中で、アスペクト比の変更や音声トラックの切り替え、字幕の表示、非表示などの細かい再生設定ができます。
「MPC-HC」と「4Videosoft ブルーレイプレーヤー」の比較一覧
「MPC-HC」と「4Videosoft ブルーレイプレーヤー」は、それぞれ異なる特徴を持つ動画再生ソフトです。どちらが自分に合っているか判断できるよう、主な機能や特徴を比較します。
| 項目 | MPC-HC | 4Videosoft ブルーレイプレーヤー |
|---|---|---|
| 料金 | 完全無料・オープンソース | 有料(体験版あり) |
| 対応ディスク | DVD・Blu-ray 再生可能(コピーガードなし) | 市販 Blu-ray・DVD に完全対応、コピーガード解除可(AACS/リージョンコードなど) |
| 対応ファイル形式 | 基本的な動画/音声形式(MP4、MKV、AVI、FLV、MP3,等) | Blu-ray/DVD 再生以外、ほぼ全ての動画/音声形式対応(MP4、MKV、AVI、FLV、MP3、AAC 等) |
| 操作性 | シンプルだが設定項目が多く中級者向け | ワンクリックで再生開始、初心者でも扱いやすい |
| 機能の豊富さ | 字幕同期、音声切替、動画フィルタ(設定が必要) | 再生・スクリーンショット・音声/字幕切替など |
| 動作の軽さ | 非常に軽量、低スペックPCでも快適 | 動作が安定している、軽量さ |
| 更新状況 | 開発終了済みだが有志が継続更新(MPC-BEなど派生あり) | 継続的に更新・サポートあり |
| 主な特徴 | 無料・広告なし・軽量 | 市販Blu-ray/DVD対応・コピーガード解除・初心者でも簡単 |
無料ダウンロードWindows向け
安全性確認済み
無料ダウンロードMacOS向け
安全性確認済み
MPC-HCに関するよくある質問「FAQ」
MPC-HCは終了しましたか?
MPC-HCは2017年に公式開発が終了しましたが、ソフトウェアとしては完全に終了しておらず、現在も「有志によるメンテナンス」という形で継続的に更新しています。 オリジナル開発チームによる公式アップデートはバージョン1.7.13(2017年7月)を最後に停止していますが、その後すぐに別の開発者(clsid2氏など)がプロジェクトを引き継ぎ、GitHub上で現在も頻繁にバグ修正や最新コーデックへの対応、Windows 11への最適化といったアップデート版をリリースし続けています。
MPC-HCでffdshowが使えないのはなぜですか?
MPC-HCでffdshowが利用されない主な理由は、現在のバージョンではLAV Filtersベースの内部フィルターが優先されているためです。ffdshowを使用したい場合は、対象となる内部フィルターを無効化し、外部フィルター設定からffdshowを追加して「優先する」に設定する必要があります。
また、オリジナル版ffdshowの開発は2010年代前半に実質的に終了しており、最新のコーデックや64bit環境への対応面では制限があります。そのため、現在ではLAV Filtersを利用するケースが一般的です。
MPC-HCがカクつく原因は何ですか?
MPC-HCで動画がカクつく主な原因としては、高解像度・高ビットレート動画を再生する際のパソコン性能不足、デコーダーやGPU関連設定の問題、または他のアプリがCPUやメモリなどのリソースを使用していることが挙げられます。また、グラフィックドライバーの不具合や再生設定、ハードウェアアクセラレーションの設定が適切でない場合も、再生品質に影響することがあります。
解決策としては、再生設定やデコーダー設定を見直す、ハードウェアアクセラレーションを有効にする、パソコン性能に合わせて画質設定を調整する、または負荷の軽いフィルターを利用するといった方法が有効です。
まとめ
無料の動画再生ソフトとして、MPC-HCは日常的な再生ニーズを十分に満たしてくれます。しかし、特殊な動画形式、DVD・ブルーレイの再生や、再生クオリティを求めるユーザーにとって、このソフトでは物足りない場合もあるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、4Videosoft ブルーレイプレーヤーという多機能な動画再生ソフトです。幅広い動画・音声形式やディスクに対応しており、映像や音声の細かな調整も行えます。さらに、高画質な映像や高音質な音声再生、市販Blu-rayやDVDの再生にも対応しているため、ご自宅で快適に映画や動画を楽しむことができます。まずは無料体験版で、その操作性や機能を確認してみるとよいでしょう。
無料ダウンロードWindows向け
安全性確認済み
無料ダウンロードMacOS向け
安全性確認済み
筆者の使用感
MPC-HCは、無料で軽量なプレーヤーとして、低スペックPCで快適に利用したいユーザーに適しています。ただし、最適化ための設定が複雑で、市販のコピーガード付きのBlu-ray/DVDの再生には制限があります。
一方、4Videosoft ブルーレイプレーヤーは、市販Blu-rayやDVD、一般的な動画ファイルの再生に完全対応できます。初心者でも扱いやすいシンプルな操作性が特徴で、家庭で映画や動画を楽しみたいユーザーや、ディスク再生の手軽さを重視するユーザーにおすすめです。