【2025最新版】ブルーレイをダビングする方法とおすすめソフト6選を紹介

更新日: 2025年12月19日

「市販・レンタルされたコピーガード付きのブルーレイから空のブルーレイにダビングする方法は 何ですか?」

「幼稚園のイベントのBlu-rayなのですが同じものをもう一枚作りたいです。Blu-rayをパソコンに取り込んでダビングする方法を教えてください。」

ブルーレイへのダビングを通じて、ブルーレイレコーダーHDDの空き容量の確保、ブルーレイデータのバックアップ、ブルーレイディスクの再生環境の整備などのメリットがあります。しかし、「Blu-rayダビング」の方法はそれほど簡単ではありません。専用のダビングソフトが不可欠です。

そこで本記事では、ブルーレイダビングに対応できるソフトをご紹介します。専用のソフトを利用して、ブルーレイディスクからほかのブルーレイディスクにダビングするだけでなく、ブルーレイをパソコンにダビング・取り込む方法も紹介します。さらに、ブルーレイからDVDへの変換方法も掲載しています。ぜひ最後までお読みください。

ブルーレイ ダビング

ブルーレイダビングとは?

ブルーレイダビングとは、録画したテレビ番組や動画データをブルーレイディスクにコピー(保存)することを指します。主にデータのバックアップやディスクの複製の目的で行われます。その難点には、ブルーレイディスク、特に商業用ディスクがコピーガードがかかられるので、専用のダビングソフトや機器を利用しなければならないことにあります。

ブルーレイダビングには主に2つの方法があります。一つは、テレビやレコーダーを使って直接HDDからブルーレイにダビングする方法です。もう一つは、パソコンとブルーレイドライブを使い、専用ブルーレイダビングフリーソフトでブルーレイディスクからブルーレイディスクにダビングする方法です。

ブルーレイをダビングする前に確認すべきポイント

Blu-rayダビングを始める前に、以下のポイントをしっかりチェックしましょう。

1、コピーガードの有無を確認:市販やレンタルのブルーレイにはコピーガード(AACSなど)が施されていることがあります。録画した番組を私的にブルーレイにダビングする場合は問題ありませんが、保護されたディスクのコピーにはブルーレイコピーガードを解除できるソフトが必要です。

2、使用機器がダビング対応か確認:テレビ録画番組をブルーレイにダビングするには、ブルーレイレコーダーまたは対応するパソコンとBDドライブが必要です。

3、書き込み可能なブルーレイディスクの準備:BD-R(1回のみ書き込み)またはBD-RE(繰り返し書き込み可能)を使用します。録画番組の長期保存にはBD-R、一時保存やテスト用にはBD-REがおすすめです。

4、ディスク容量と録画データのサイズ:ブルーレイディスクの容量(25GB/50GB)に対して、録画番組のデータサイズが収まるか確認しましょう。番組の画質設定(DRモードやAVCモード)によって容量は大きく変わります。

5、フォーマット形式と再生互換性:ダビングしたブルーレイが、他の機器やプレーヤーで正常に再生できるかも重要です。特にパソコンでブルーレイダビングする場合、フォーマットやファイル形式に注意が必要です。

6、ブルーレイダビングソフト:ブルーレイからブルーレイにダビングには、ブルーレイのタイプに対応、コピーガードに対応、操作が簡単、高品質でダビングというダビングソフトが良いです。

「録画番組編」テレビで録画した番組をブルーレイディスクにダビングする方法

テレビやブルーレイレコーダーで録画した番組は、HDDの容量を確保するためにブルーレイディスクにダビング(書き出し)しておくのがおすすめです。ただし、地上波デジタル放送にはコピー制限(コピーワンス・ダビング10)があり、ダビング後にHDD内の録画が削除される場合があります(ムーブ処理)。

パナソニック製ブルーレイレコーダー「ディーガ」を使った「かんたんダビング」機能の例を紹介します。

ステップ1:テレビとディーガ(Blu-rayレコーダー)の電源を入れ、書き込み対応のブルーレイディスク(BD-RまたはBD-RE)をレコーダーに挿入します。

ステップ2:リモコンの「ホーム」ボタンを押し、メニューから「ダビング・保存」>「ダビング」を選択します。「青」ボタンを押してダビング画面を表示させます。

ステップ3:録画一覧からダビングしたい番組を選択し、リモコンの「決定」または「青」ボタンでチェックを入れます。複数選ぶ場合は同様の手順で続けて選択します。選び終えたら「決定」ボタンを押し、「ダビング開始」を選択すれば、自動的にブルーレイへの書き込みが始まります。

HDDから録画した番組のブルーレイダビング

「ディスクコピー」ブルーレイから別のブルーレイへダビングする方法

ブルーレイディスクを別のブルーレイにダビングするには、パソコンで元のディスクをブルーレイフォルダーやISOイメージファイルに変換し、そのデータを空のブルーレイディスクに書き込みます。市販やレンタルのブルーレイにはコピーガード(AACS、BD+など)がかかっているため、コピーガード解除対応のブルーレイコピーフリーソフトが必要です。

ここでは、使いやすく評判の良い3つのブルーレイダビングソフトを紹介します。

4Videosoft ブルーレイ コピーでブルーレイディスクダビング

4Videosoft ブルーレイコピーは使いやすさと高性能を兼ね備えたブルーレイダビングソフトです。このソフトを使えば、自作ブルーレイやコピーガードがかかっているブルーレイディスクを別のブルーレイディスクにダビングするだけでなく、ブルーレイフォルダ、ISOイメージファイルとしてバックアップでき、また、ハードドライブに複製もできます。さらに、3Dブルーレイにも対応しており、高画質を保ったままコピー可能です。

フルディスク、メインムービー、クローンとデータを書き込むの四つのコピーモードが提供され、ブルーレイ内のデータを自由にダビングできます。最も重要なのは、ダビング作業には、高速で行いながらも、元の映像や音声の品質を最大限に保つことができます。その上、直感的なインターフェースにより、初心者でも簡単にブルーレイのダビングが実現できます。

オススメ度 ★★★★★
対応OS Windows 11/10/8.1/8/7
日本語対応 対応
コピーガード AACS、BD+、MKB、BD-Live、Cinavia、リージョンコードなどほぼ全てのBlu-rayコピーガード
入力形式 Blu-rayディスク、Blu-rayフォルダ、Blu-ray ISOイメージファイル
出力形式 ブルーレイディスク(BD-R、BD-RE、BD-R DL、BD-RE DL)、ブルーレイフォルダ、ブルーレイ ISOイメージファイル

メリット

  • 初心者でも簡単に操作できます。
  • フルコピー、メインムービー、クローン、カスタムモードで柔軟にブルーレイをコピーできます。
  • ブルーレイからブルーレイディスクへ、ブルーレイフォルダー、ISOファイルへの保存も可能です。
  • 元の画質・音質を保ったまま高速コピーが可能です。
  • 3Dブルーレイをそのままバックアップできます。
  • 市販やレンタル、録画したブルーレイのコピーガードを解除できます。
  • 内蔵のブルーレイプレーヤーにより、選択予定の字幕や音声をプレビューすることもできます。

デメリット

  • Macでは利用できません。

次に、4Videosoft ブルーレイコピーでブルーレイダビング手順をわかりやすく紹介します。

ステップ1: 4Videosoft ブルーレイコピーをダウンロード

まず、4Videosoft ブルーレイコピーを無料ダウンロードし、お使いのパソコンにインストールして、起動させます。

ステップ2: ブルーレイディスクを選択

ダビングしたいブルーレイと一枚空白のBDを同時にパソコンの光学ドライブに挿入します。ソフトのインタフェースでは、ソースからダビングしたいブルーレイディスクを読み込み、ターゲットから目的の空白のブルーレイディスクを選択します。

ブルーレイディスクを選択

ステップ3: ブルーレイをダビング

必要に応じて、左サイドバーからコピーモードを選択します。例えば、1:1比率でブルーレイからブルーレイへダビングしたいなら、「フルコピー」を選択し、メインムービーだけをブルーレイにダビングする場合、「メインコピー」を選択します。「スタート」をクリックすると、ブルーレイのダビング作業が開始します。

ブルーレイをダビング

DVDFab Blu-ray コピーでブルーレイディスクダビング

DVDFab Blu-ray コピーは、市販やレンタルのブルーレイに対応し、AACSやBD+などのコピーガードを解除して、ブルーレイディスクやISOファイル、フォルダーにダビングできる強力なソフトです。全体コピーやメインムービーのみの抽出、カスタムコピーなど機能も豊富で、ブルーレイのダビングに柔軟に対応できます。

ただし、DVDFab永久ライセンスの価格が4Videosoft ブルーレイコピーの約2倍と高めで、コストパフォーマンスはやや劣ります。初心者でも扱いやすく、必要十分な機能を備えた4Videosoftの方が、価格・使いやすさの面でバランスが良く、初めてのブルーレイダビングにはよりおすすめです。

オススメ度 ★★★★
対応OS Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 bit)、macOS 10.13 - 15.x
日本語対応 対応
コピーガード AACSやBD +、BD-J、RCなど
入力形式 Blu-rayディスク、フォルダ、ISOイメージ
出力形式 Blu-rayディスク、フォルダ、ISOイメージ

メリット

  • コピーガード解除機能があります。
  • 多様な出力形式に対応しています。
  • 字幕、音声トラック選択など豊富なカスタマイズ設定があります

デメリット

  • 有料ソフトであり価格が少し高いです。
  • 一部機能は別ライセンスとして追加購入が必要です。
  • 試用版では出力にロゴが入るなどの制限があります。

ステップ1:ソフトを起動して、ブルーレイをパソコンのドライブに挿入します。ソフトの左側のメニューバーから「コピー」機能を選択します。そして、インターフェースの真中にある「+」をクリックすると、ブルーレイディスクの読み込みを行います。

ステップ2:読み込みした後、コピーモードを選択します。画面下部の「ターゲット」で出力先を選択し、空のブルーレイディスクに直接書き込む場合は、接続されているドライブを選択します。

ステップ3:「開始」ボタンをクリックして、ブルーレイディスクからブルーレイディスクへのダビングが始まります。

DVDFab Blu-ray コピー

Leawo Blu-rayコピーでブルーレイディスクダビング

Leawo Blu-rayコピーは、ブルーレイディスクのダビング、リッピングに対応した便利で強力なソフトです。このソフトは、ブルーレイディスクの保護を移行、そしてディスクのダビングを簡単に行えます。また、ブルーレイディスクをISOイメージやフォルダにバックアップすることができ、ディスクが傷ついたり破損した場合にも、安全にデータを保護することができます。これにより、物理ディスクがなくても、バックアップデータを簡単に再生できます。

しかし、ブルーレイコピーガードの解除については物足りないと感じるかもしれません。例えば、一部の最新のコピーガードに対応できないという点に注意する必要があります。

オススメ度 ★★★★
対応OS Windows7/8/8.1/10、macOS 10.13‐15
日本語対応 対応
コピーガード AACS、BD+、MKB、CSS-DVDなど
入力形式 Blu-rayディスク, Blu-rayフォルダ, Blu-ray ISOイメージフ
出力形式 Blu-rayディスク, Blu-rayフォルダ, Blu-ray ISOイメージフ

メリット

  • 使いやすいインターフェースで、初心者でも簡単に操作できます。
  • コピー、バックアップ、リッピング、すべての作業を一つのソフトで完結できるため、非常に便利です。
  • 高速コピーを実現しながらも、オリジナルの映像・音質を最大限に保つことができるます。

デメリット

  • 無料版では、一部の機能が制限されており、フル機能を利用するには有料版を購入する必要があります。
  • 一部の最新のコピーガードがかかっているブルーレイディスクには対応していない場合があります。
  • 一部のシステムやディスク環境によっては、書き込み速度が遅く感じることがあります。

ステップ1:ソフトを実行し、ホームページにある「Blu-rayコピー」をクリックし、Blu-rayコピーの画面に入ります。

ステップ2:「UHD/BD/DVDを追加」ボタンをクリックして、ダビングしたいブルーレイディスクを追加します。追加した後、画面の左下で出力ディスクのタイプを選択します。そして、コピーモードを選択します。

ステップ3:画面右上の「コピー」ボタンをクリックし、出力設定ができます。ここで、「コピー先」「ディスクラベル」などを設定できます。最後にサイドバーの下部にある「コピー」ボタンをクリックすれば、ブルーレイのダビングが開始します。

DVDFab Blu-ray コピー

ブルーレイダビングソフトの比較一覧

ブルーレイダビングソフト オススメ度 対応OS 日本語対応 コピーガード 入力形式 出力形式
4Videosoft ブルーレイコピー ★★★★★ Windows 11/10/8.1/8/7 対応 AACS、BD+、MKB、BD-Live、Cinavia、リージョンコードなどほぼ全てのBlu-rayコピーガード Blu-rayディスク、Blu-rayフォルダ、Blu-ray ISOイメージファイル ブルーレイディスク(BD-R、BD-RE、BD-R DL、BD-RE DL)、ブルーレイフォルダ、ブルーレイ ISOイメージファイル
DVDFab Blu-ray コピー ★★★★ Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 bit)、macOS 10.13 - 15.x 対応 AACSやBD +、BD-J、RCなど Blu-rayディスク、フォルダ、ISOイメージ Blu-rayディスク、フォルダ、ISOイメージ
Leawo Blu-rayコピー ★★★★ Windows7/8/8.1/10、macOS 10.13‐15 対応 AACS、BD+、MKB、CSS-DVDなど Blu-rayディスク, Blu-rayフォルダ, Blu-ray ISOイメージフ Blu-rayディスク, Blu-rayフォルダ, Blu-ray ISOイメージフ

DVDFab Blu-ray コピーは機能がより包括的ですが、価格が高く、操作も比較的複雑です。Leawo Blu-rayコピーは、より専門的な機能やブルーレイのコピーガード解除サポートが必要ならば、やや不足と感じるかもしれません。したがって、簡単かつ強力的なブルーレイダビングソフトを求めているなら、4Videosoft ブルーレイコピーを強くおすすめします。

「PC保存」ブルーレイをデータ化してパソコンにダビングする方法

ブルーレイを別のディスクにダビングする方法以外に、もう一つ便利なのがブルーレイをデータ化してパソコンにダビングする方法です。ブルーレイをパソコンに取り込めば、MP4やISOファイルとして保存でき、再生や編集、バックアップも簡単に行えます。また、スマホやタブレットへの転送もスムーズです。ここでは、Blu-rayダビングに対応したおすすめソフトを使って、ブルーレイをPCに取り込む方法を紹介します。

4Videosoft BD-DVD リッピングでブルーレイをパソコンにダビング

4Videosoft BD-DVD リッピングは、ブルーレイを高画質でパソコンにダビングできる多機能ソフトです。このソフトを使えば、ブルーレイをデータ化して、パソコンに取り込んで、さらに、MP4、MKV、MOV、AVIなど500種類以上の動画・音声形式に変換できます。iPhoneやiPad、Androidスマホなど様々なデバイス向けの変換プリセットも充実しています。

このソフトは強力なコピーガード解除機能を備えており、市販やレンタルのブルーレイも問題なくダビングできます。

また、ブルーレイディスクをオリジナルの画質・音質を保ったまま変換できます。内蔵の動画編集機能を使えば、カット・結合・字幕追加・フィルターなどの簡単な編集作業も可能です。

ブルーレイコンテンツをパソコンにダビングしたい場合でも、より便利にブルーレイを再生したい場合でも、このソフトは最適な選択肢と言えます。

オススメ度 ★★★★★
対応OS Windows 11/10/8.1/8/7、mac OS X 10.12 或いはそれ以上 (macOS Tahoe 26を含む)
日本語対応 対応
コピーガード AACS、BD +、BD-J、UOPS、BD Live、リージョンコードなど
入力形式 ブルーレイディスク、ブルーレイフォルダ、DVDディスク、DVDフォルダ
出力形式 MP4、MKV、AVI、FLV、MOV、M4V、3GP、3G2、MTV、MP3、AAC、FLACなど動画ファイルと音声ファイル

メリット

  • 強力なコピーガード解除機能を搭載し、市販・レンタルのブルーレイも対応可能です。
  • 操作が簡単で初心者でも使いやすいです。
  • 多彩な出力形式に対応し、ブルーレイ/DVDをパソコンやスマホで再生できるファイルに変換可能です。
  • 最新の加速技術を搭載、超高速度でブルーレイをリッピングできます。
  • ブルーレイから音声だけを抽出することが可能です。
  • 多彩多様な編集機能が備え、ブルーレイやDVD映像の輝度、コントラスト、解像度などを調整し、動画効果をカスタマイズできます。
  • 無料に最新バージョンのソフトをアップデートできます。
  • ブルーレイディスクを簡単にパソコンに取り込んで、ダビングできます。

デメリット

  • 無料版は機能制限があるため、フル機能を使うには有料版の購入が必要です。

4Videosoft BD-DVD リッピングでBDをダビングする方法は以下の通りです。

ステップ1: 4Videosoft BD-DVD リッピングをダウンロード

まず、下の無料ダウンロードボタンを利用して、4Videosoft BD-DVD リッピングをダウンロード、インストールします。

ステップ2: ブルーレイディスクをロード

4Videosoft BD-DVD リッピングを起動し、ブルーレイディスクをパソコンのドライブに挿入します。「ブルーレイディスクをロード」ボタンをクリックして、挿入したBDを読み込みます。

ブルーレイディスクをロード

ステップ3: ブルーレイをパソコンにダビング

リッピングしたいタイトルやチャプターを選択します。出力形式を選びます。パソコンで再生する場合はMP4やMKVなどを選択するほうがいいです。保存先を指定し、「すべてリッピング」ボタンをクリックしてブルーレイダビングを開始します。

ブルーレイをパソコンにダビング

HandBrakeでブルーレイをパソコンにダビング

HandBrakeは無料で使える動画変換ソフトです。ブルーレイのダビングソフトとして利用するには、ブルーレをデータ化し、多くの動画形式に変換可能です。これより、ブルーレイディスクをパソコンにダビングすることができます。

ただし、コピーガード解除機能がないため、自作ブルーレイの変換には便利ですが、コピーガード付きの市販やレンタルのブルーレイディスクには不向きなのが欠点です。

コピーガード付きのブルーレイをダビングする場合は、4Videosoft BD-DVD リッピングの使用をおすすめします。安全かつ簡単にダビングできるため、コピー保護付きブルーレイの取り込みには最適な選択肢です。

オススメ度 ★★★
対応OS Winows 10以降、MacOS 10.13以降(64ビット)、Linux
日本語対応 対応
コピーガード 未対応
入力形式 BD/DVDディスク、ISOファイル、BD/DVDフォルダ
出力形式 MP4 、MP3 、MKV 、WebMなど

メリット

  • 無料で使えるオープンソースソフトウェアです。
  • 多くの動画形式への変換が可能です。
  • マルチプラットフォームに対応(Windows、Mac、Linux)します。

デメリット

  • コピーガード解除機能がないため、市販やレンタルのブルーレイには対応不可能です。
  • 複雑な動画や音声の詳細設定が多く、初心者には操作が難しい場合があります。
  • 大容量のブルーレイデータを処理する際、時間がかかることがあります。

ステップ1:ブルーレイディスクをパソコンのドライブに挿入します。HandBrakeを起動し、「変換元」を選択してブルーレイを追加します。そして、HandBrakeが自動にブルーレイディスクを解析します。

ステップ2:設定タブで出力ファイルの保存先、出力形式(例:MP4、MKV)を指定します。

ステップ3:画面上部のメニューバーから「エンコード開始」をクリックすると、ブルーレイディスクへのリッピングが開始します。

HandBrakeでブルーレイダビング

MakeMKVでブルーレイをパソコンにダビング

MakeMKVは、ブルーレイやDVDを無劣化でMKV形式に変換できる無料のリッピングソフトです。市販やレンタルのブルーレイにかかっているAACSやBD+などのコピーガードを解除する機能があり、シンプルな操作で映像・音声・字幕をそのままパソコンにダビングできます。

ただし、出力形式はMKVのみで、MP4などの一般的な形式には変換できません。また、編集機能や圧縮機能もなく、ファイルサイズが非常に大きくなる点もデメリットです。

そのため、ブルーレイをMP4などの形式に変換し、コピーガード解除もできる多機能ソフトを探している方には、「4Videosoft BD-DVD リッピング」の利用をおすすめします。

オススメ度 ★★★
対応OS Windows XP/Vista/Win7(32bit、64bit)x86、Mac 10.5以降
日本語対応 対応
コピーガード AACSとBD+(CPRMなどには非対応)
入力形式 BD/DVDディスク、ISOファイル、BD/DVDフォルダ
出力形式 MKV

メリット

  • AACSなどの一般的なブルーレイ保護に対応し、市販BDのリッピングが可能です(定期的にベータキーの更新が必要)。
  • 数クリックでBlu-rayをMKV形式に変換できます。
  • 無料ベータ版が利用可能です。

デメリット

  • 出力形式がMKVのみです。
  • トリミングや字幕編集、画質調整などの編集機能は搭載されていません。
  • 無料利用には公式サイトから毎月ベータキーの取得が必要です。
  • 一般的なコピーガードを解除できますが、一部の最新のコピーガードに対応できないことがあります。

ステップ1:ブルーレイディスクをドライブに入れ、MakeMKVを起動します。そして「ファイル」から「ディスクを開く」ボタンをクリックして、ブルーレイディスクを読み込みます。

ステップ2:ソフトが自動にブルーレイディスク内のファイルを検出されます。パソコンにダビングしたい部分を選択し、保存先を指定します。「MakeMKV」ボタンをクリックし、ブルーレイディスクをMKVに変換します。

MakeMKVでブルーレイダビング

ブルーレイリッピングソフトの比較一覧

ブルーレイリッピングソフト オススメ度 対応OS 日本語対応 コピーガード 入力形式 出力形式
4Videosoft BD-DVD リッピング ★★★★★ Windows 11/10/8.1/8/7、mac OS X 10.12 或いはそれ以上 (macOS Tahoe 26を含む)/b> 対応 AACS、BD +、BD-J、UOPS、BD Live、リージョンコードなど ブルーレイディスク、ブルーレイフォルダ、DVDディスク、DVDフォルダ MP4、MKV、AVI、FLV、MOV、M4V、3GP、3G2、MTV、MP3、AAC、FLACなど動画ファイルと音声ファイル
HandBrake ★★★ Winows 10以降、MacOS 10.13以降(64ビット)、Linux 対応 未対応 BD/DVDディスク、ISOファイル、BD/DVDフォルダ MP4 、MP3 、MKV 、WebMなど
MakeMKV ★★★ Windows XP/Vista/Win7(32bit、64bit)x86、Mac 10.5以降 対応 AACSとBD+(CPRMなどには非対応) BD/DVDディスク、ISOファイル、BD/DVDフォルダ MKV

HandBrakeやMakeMKVは無料で使用できるというメリットがありますが、機能面や使いやすさでは比較的に劣るという点もあります。さまざまな出力フォーマットに対応でき、さらにコピーガード解除機能も必要な場合、4Videosoft BD-DVD リッピングは間違いなく最適な選択です。

「おまけ」ブルーレイをDVDに変換・ダビングする方法

ブルーレイをDVDにダビングするには、まずブルーレイの映像をDVD対応の動画形式(MPG、VOBなど)に変換し、その後、空のDVDに書き込む必要があります。これにより、ブルーレイプレーヤーがない環境でも、DVDプレーヤーで再生可能になります。

おすすめの方法は、以下の2本のソフトを使うことです:

4Videosoft BD-DVD リッピング:ブルーレイを動画ファイルに変換

4Videosoft DVD 作成:動画をDVDディスクに書き込み

ブルーレイをDVDに変換する手順は以下の通りです。

ステップ1: ブルーレイをロード

ブルーレイディスクをパソコンのドライブに挿入します。4Videosoft BD-DVD リッピングで、ブルーレイディスクをロードします。出力形式で「MPG」や「VOB」などのDVD互換形式を選択します。字幕や音声トラックも自由に選べます。

ステップ2: ブルーレイをリッピング

「すべてリッピング」ボタンをクリックして、ブルーレイを動画ファイルに変換して、パソコンに保存できます。コピーガード(AACS、BD+など)にも対応しているため、保護付きBDも変換可能です。

ブルーレイをリッピング

ステップ3: 4Videosoft DVD 作成を起動

先ほど変換した動画ファイルを4Videosoft DVD 作成に読み込みます。メニューテンプレートの選択や、チャプター分け、字幕追加なども可能です。

ステップ4: DVDを作成

DVD-RまたはDVD-RWなど書き込み可能なディスクをドライブにセットします。書き込み速度やディスク容量などを確認し、「開始」をクリックします。しばらく待てば、DVDが完成します。

DVDを作成

ブルーレイダビングに関するよくある質問(FAQ)

質問 1.ブルーレイディスクをダビングすると画質が劣化しますか?

ブルーレイディスクをダビングすると画質が劣化するかどうかは、使用するダビングソフト、ダビング設定、ディスクの品質に依存します。圧縮を伴うダビングでは画質が劣化する可能性がありますが、無圧縮または最小圧縮でダビングするなら、画質はほとんど保持されます。もし、画質の劣化を最小限に抑えたいなら、4Videosoft ブルーレイコピーのような専門なブルーレイダビングソフトの利用をおすすめします。画質を保ったまま高品質でブルーレイをダビング・コピーすることができます。

質問 2.ブルーレイからダビングできないのはなぜですか?

ブルーレイからダビングできない理由は主にコピーガードの影響です。市販やレンタルのブルーレイには著作権保護があり、通常の機器ではダビングが制限されています。また、機器やソフトが対応していなかったり、ディスクの傷や設定ミスも原因になります。これを解決するには、コピーガード解除に対応した専用ダビングソフト(例えば:4Videosoft ブルーレイコピー)を使うのがおすすめです。

質問 3.ダビングしたブルーレイディスクが再生できない?

ダビングしたブルーレイディスクが再生できない場合、いくつかの原因が考えられます。以下はその原因と対処法ですので、順番に確認してみてください。

1、ダビングしたブルーレイディスクに傷や汚れがある可能性があります。その対処法は、柔らかい布でディスクを軽く拭いてから、一度再生してみてください。

2、ブルーレイプレイヤーがダビングしたブルーレイディスクに対応していないことがあります。その対処法は、ブルーレイディスクのタイプを確認し、そのタイプに対応できるブルーレイプレーヤーを利用し、再生することができます。

3、ブルーレイプレーヤーの設定が不正確で、あるいはバージョンが古い場合に、再生できないことがあります。その対処法は、ブルーレイプレーヤーの設定を確認し、必要であれば、設定をリセットしてみてください。また、プレーヤーを最新バージョンにアップデートします。

4、ダビングするときに、エラーが発生することで、ディスクが正しく書き込まれず、再生できないことがあります。その対処法は別のブルーレイディスクを使用して再度ダビングを試みるか、別のダビングソフトを使ってみてください。

質問 4.専門業者に依頼してブルーレイをダビングすることはできますか?

パソコンあるいは機器の操作に苦手な方にとって、専門業者を依頼してブルーレイをダビングすることもできます。例えば、カメラのキタムラ、ダビングセンター、ヤマダ電機、エイペックスダビングなどのような専門業者に依頼することは可能です。店頭内で、スタッフあるいは注文機で自分のニーズによって注文します。または、専門業者のサイト、アプリで直接に注文することもできます。

そのメリットと言えば、データやブルーレイディスクを業者に送るだけで、あとは業者がすべて対応してくれますので、時間と手間を節約します。また、業者は高品質な刻録機器を使用し、画質や音質の劣化を最小限に抑えたダビングができ、大きな容量の録画ファイルや長時間の映像にも対応できます。

一方、そのデメリットと言えば、専門業者に依頼する場合、家庭で自分で行うよりも費用がかかります。特に、録画した内容やダビングの枚数、オプションサービスによっては、費用が増加することがあります。また、納期が不確定で、納期が決まっている場合でも、他の依頼が混み合っていると納期が延びることがあります。急ぎの場合には、納期を短縮するための追加料金がかかることがあります。最も重要なのは、データを郵送したり、完成したディスクを受け取る際に、紛失するリスクもあります。

まとめ

では、ブルーレイディスクのダビング方法について、専門的なブルーレイダビングソフトを使用する方法を紹介します。特に、「4Videosoft ブルーレイコピー」と「4Videosoft BD-DVD リッピング」の2つのソフトを強くおすすめします。

4Videosoft ブルーレイコピーはブルーレイディスクからブルーレイディスクへのダビングを迅速かつ簡単に行え、さらに元の画質や音質を維持できます。市販やレンタルのコピーガード付きのブルーレイのダビングにも対応できます。

一方、4Videosoft BD-DVD リッピングはブルーレイディスクをデータ化して、パソコンにダビングするのに最適なソフトです。強力な変換機能と高速な処理速度を提供し、ブルーレイを汎用の形式に変換するので、再生がより便利に行えます。

この二つのソフトは初心者でも簡単に使えるので、ブルーレイダビングや保存におすすめです。ぜひ活用してください。

伊藤 聖子

編集者: 伊藤 聖子  |  カテゴリ: ブルーレイ ダビング

更新日: 2025年12月19日

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