ブルーレイリッピング・コピー|ブルーレイコピーガード解除ソフト6選

更新日: 2024年10月31日

ブルーレイディスクは高品質な映像と音声を提供しますが、著作権保護技術によって無断コピーが難しくなっています。特に、AACSやBD+などのコピーガードが施されており、これらを解除しない限り、自分のデジタルライブラリを自由に楽しむことはできません。この記事では、無料でブルーレイコピーガードを解除する方法や注意点について詳しく解説し、安心して映像コンテンツを楽しむための手助けをします。

ブルーレイ コピーガード 解除

コピーガードとは?

コピーガードとは、著作権を保護するために使用される技術や手段のことです。主に映画や音楽などのデジタルコンテンツに対して適用され、無断コピーや違法配布を防ぐ目的があります。ブルーレイディスクに施される代表的なコピーガードには、AACS(Advanced Access Content System)やBD+があり、これらはディスクの内容を暗号化することで、正規のプレーヤーやソフトウェアのみが再生できるようにしています。これにより、著作権者の権利を守ることが目的とされています。

ブルーレイコピーガードの種類

ブルーレイコピーガード技術は、ブルーレイディスクのコンテンツ保護を目的としており、それぞれ異なるアプローチでセキュリティを提供しています。AACSはディスク自体の暗号化を行い、BD+はそのセキュリティをさらに強化し、BD-Jはインタラクティブな機能を提供します。ROM Markは、正規品の確認やコピー防止に役立ちます。

コピーガード技術 説明 主な機能 追加情報
AACS(Advanced Access Content System) BDの標準的な暗号化方式で、データを暗号化し、許可された再生機器でのみ再生可能にします。 暗号化、キー管理 BD、HD DVDで使用。キーの更新や管理が可能。
BD+ AACSと組み合わせて使用される技術で、さらにセキュリティを強化するための追加の保護機能を提供します。 動的なセキュリティ更新、追加の暗号化 BDの標準に含まれる。再生時に追加の暗号化処理を行う。
BD-J(Blu-ray Disc Java) Javaベースのプログラミング環境を利用して、インタラクティブなコンテンツやアプリケーションを実現します。 インタラクティブコンテンツ、メニュー機能 Javaを使用してDVDメニューや追加機能を提供。
ROM Mark BDに書き込まれるセキュリティ情報で、正規のディスクかどうかを確認するために使用されます。 ディスクの認証、コピー防止 コピーされたディスクの認証に用いられる。
地域コード(Region Code) 特定の地域や国に対応する識別番号で、DVDやブルーレイディスクに設定されています。 地域ごとの販売制限、価格管理、コンテンツの保護、違法コピー防止 異なる地域のプレーヤーでは再生できないディスクが存在し、地域間の違法コピーを防ぐ役割も果たしている。

1、ブルーレイコピーでBlu-rayのコピーガードを解除する

ブルーレイのコピーガードには、主にCSS(Content Scramble System)、AACS(Advanced Access Content System)、Cinavia(ブルーレイディスクで採用されている)などの種類があります。主にBlu-rayディスクに使用されているコピープロテクト技術のことです。市販のブルーレイ、ブルーレイレコーダーで録画した番組をダビングしたブルーレイディスクには全てAACSが掛けられています。

ブルーレイのコピーガードを解除するには、専門のコピーガード解除ツールが不可欠です。4Videosoft ブルーレイコピーはコピーガードが掛けられているブルーレイディスクのコピーガードを解除、ブルーレイディスクやブルーレイフォルダ、ISOファイルとして保存できます。

このソフトはフルディスク、メインコピー、クローン、データを書き込むという4つのコピーモードを提供してくれるので、ブルーレイのコピーモードを解除してから、ブルーレイを他のブルーレイディスクにコピーしたり、ブルーレイディスクをブルーレイフォルダーとしてローカルのハードドライブにバックアップしたり、ローカルのブルーレイフォルダーやISOファイルをディスクに書き込んだりすることができます。ようするに、保護されるBDも自由に利用できるようになれます。

2、ブルーレイのコピーガードを解除して動画に変換する方法

ブルーレイから動画を取り出し、iPhone、iPadに入れて何時でも何処でも視聴、或いは、編集ソフトでカスタマイズしてSNSに投稿するために、ブルーレイのコピーガードを解除したいですか?そんな時、4Videosoft BD-DVD リッピングを利用することをおすすめします。

このブルーレイコピーガード解除ソフトにより、ブルーレイディスクを人気のMP4、AVI、MOV、VOBなどの動画ファイルに変換、iPhone、iPad、YouTubeなど対応の形式に変換することができます。特に、ブルーレイ映像を編集する機能、ブルーレイから音声を抽出する機能も備わっていて、便利です。

3、ブルーレイコピーガード解除できるソフト-AnyDVD HD

AnyDVD HDは、ブルーレイディスクのコピーガードを解除するための強力なソフトウェアです。メリットとしては、直感的なインターフェースがあり、初心者でも簡単に操作できる点や、ディスクの読み込みが非常に迅速で効率的なリッピングが可能なことが挙げられます。また、定期的なアップデートが行われ、新しいコピーガードにも対応しています。一方で、購入価格が高めであり、長期間利用するとコストがかさむことが短所です。さらに、コピーガード解除には法的リスクが伴うため、使用には注意が必要です。

ステップ1ソフトウェアを起動します。タスクバーにアイコンが表示されます。コピーしたいブルーレイディスクをドライブに挿入します。AnyDVD HDがディスクを自動的に解析し、コピーガードを解除します。タスクバーのアイコンが赤から緑に変わります。

ステップ2コピーしたいデータを選択し、リッピング機能を使ってハードドライブに保存します。通常、右クリックメニューから「コピー」を選択します。リッピングが完了したら、データを新しいディスクに焼いたり、メディアプレイヤーで再生したりできます。

ブルーレイコピーガード解除できるソフト-AnyDVD HD

4、ブルーレイコピーガード解除できるフリーソフト-DVDFab Passkey Lite

DVDFab Passkey LiteはAACSのV10までを無償で解除できる「DVDFab」シリーズのフリーソフトです。Blu-rayのV36以下のnew protection、RC、BD-LiveとUOPs保護、一部だけのブルーレイコピーガードを解除でき、ブルーレイ コピー 無料ソフト/ブルーレイ リッピング 無料ソフトとして利用可能です。ただし、このソフトは最新ブルーレイのAACSは解除できないこともあります。

ステップ1DVDFab Passkey Liteをインストールして実行します。Passkeyが自動的に通知領域に格納されます。

ステップ2ドライブにソースDVD/ブルーレイを挿入します。そのDVD/ブルーレイがPasskey Liteで対応されている場合、数秒で復号化されます。その後、右画面にドライブ、ソースディスク、および削除されたコピーガード種類が表示されます。

ステップ3復号化が完了したら、任意のDVD/Blu-rayソフトウェアプレーヤーでソースDVD/Blu-rayを再生できます。次に、次のポップアップウィンドウで出力ターゲットを選択して、「リッピング」ボタンをクリックします。

ブルーレイを再生

5、ブルーレイコピーガード解除できるフリーソフト-HandBrake

HandBrakeは、オープンソースの動画変換ソフトウェアで、ブルーレイのコピーガード解除機能は直接的には備えていませんが、特定のプラグインを使うことでブルーレイをリッピングできます。手軽に利用でき、初心者にも扱いやすいインターフェースが特徴です。また、多様なフォーマットに対応し、エンコード設定が豊富です。しかし、コピーガード解除には、別途ライブラリ(例:libdvdcss)をインストールする必要があり、その手間がデメリットです。また、法的なリスクを伴う場合があるため、利用時には注意が必要です。

ステップ1HandBrakeを公式サイトからダウンロードしてインストールします。libdvdcssをインストールします。これは、コピーガードを解除するためのライブラリです。オペレーティングシステムに応じた手順に従ってインストールしてください。

ステップ2コピーしたいブルーレイディスクをドライブに挿入します。HandBrakeを起動し、ディスクアイコンをクリックしてブルーレイディスクを選択します。HandBrakeがディスクを解析するのを待ちます。解析が完了すると、タイトルが表示されます。コピーしたいタイトルを選択します。

ステップ3出力フォーマットや解像度などを設定します。必要に応じて、音声や字幕の選択も行います。設定が完了したら、「開始」ボタンをクリックしてリッピングを開始します。

ブルーレイコピーガード解除できるフリーソフト-HandBrake

6、ブルーレイコピーガード解除できるフリーソフト-MakeMKV

MakeMKVは、ブルーレイディスクのコピーガードを解除してMKV形式でリッピングするためのフリーソフトです。このソフトウェアは、使いやすいインターフェースを持ち、初心者でも簡単に操作できます。ディスクを挿入するだけで自動的に解析し、必要なタイトルや音声、字幕を選択できます。リッピング速度も高速で、オリジナルの画質を保ったままファイルを保存できます。一方で、ベータ版として提供されているため、安定性に欠ける場合があります。また、MKV形式のファイルを再生するためには対応プレイヤーが必要です。

ステップ1MakeMKVをダウンロードし、インストールします。インストール後、ソフトウェアを起動します。コピーしたいブルーレイディスクをドライブに挿入します。MakeMKVが自動的にディスクを解析します。解析が完了すると、リッピング可能なタイトルの一覧が表示されます。

ステップ2コピーしたいタイトル(通常は一番長いもの)を選択します。音声トラックや字幕も選択可能です。出力フォルダを設定します。リッピングしたファイルが保存される場所を指定します。

ステップ3「Make MKV」ボタンをクリックしてリッピングを開始します。処理が完了するまで待ちます。リッピングが終了すると、指定したフォルダにMKVファイルが保存されます。

ブルーレイコピーガード解除できるフリーソフト-MakeMKV

よくある質問(FAQ)

質問 1. ブルーレイのコピーガードAACSを解除できますか?

はい。ブルーレイのコピーガードAACSを解除できます。いま有料&無料版のブルーレイコピーガード解除ソフトがありますが、その中、有料版製品は4Videosoft ブルーレイコピー、4Videosoft BD-DVD リッピング、Leawo Blu-ray変換、DVDFab Blu-ray コピーなどがありますが、無料版を使用したいなら、 DVDFab Passkey Lite、DVDFab HD Decrypterなどがあります。

質問 2. ブルーレイのコピーガードを解除するには違法ですか?

DVDやBlu-rayコピーの違法性に関しては 2012年10月1日から著作権法の一部が改正されました。「技術的保護手段」が施されたTV録画および市販のDVD・Blu-rayのコンテンツを権利者の意図しない手段で複製する行為は、個人用途や家庭内利用の範囲から外され、違法となります。だからディスクの複製・変換を行う場合は、自作DVD・ブルーレイや家庭用ビデオカメラで個人的に撮影したデータなどで利用するようにして下さい。

質問 3. ブルーレイのコピーガードAACSを確認する方法は?

ブルーレイディスクのAACS情報は、「AACS」→「MKB_RW.inf」というファイルの中に記載されています。ただ、普通のテキストエディタで開くのではなくて、バイナリエディタで開く必要があります。バイナリエディタは、「BzEditor」「Stirling」など、なんでもOKです。

質問 4. ブルーレイのコピーガードを解除したらばれる?

ブルーレイのコピーガードを解除すると、違法行為とみなされ、法的な問題を引き起こす可能性があります。また、解除したデータがネットワークで流通した場合、著作権者や関係者に追跡されるリスクもあります。合法的な方法でコンテンツを楽しむことをお勧めします。

質問 5. ブルーレイをリッピングするにはどうすればいいですか?

ブルーレイをリッピングするには、専用のソフトウェアが必要です。例えば、4Videosoft BD-DVD リッピングが利用できます。まず、ブルーレイドライブにディスクを挿入し、ソフトで読み込みます。次に、リッピング設定を行い、保存先を指定して変換を開始します。ただし、著作権に注意して使用してください。

まとめ

以上のように、ブルーレイのコピーモードを解除すれば、ブルーレイ映像を自由にコピーしたり、再生したりすることができます。これから、レンタルブルーレイや買ってきたブルーレイを使いこなしたいなら、ご参考下さい。ただし、ご注意するのは、「技術的保護手段」が施されたTV録画および市販のDVD・Blu-rayのコンテンツを権利者の意図しない手段で複製する行為は、個人用途や家庭内利用の範囲から外され、違法となります。

伊藤 聖子

編集者: 伊藤 聖子  |  カテゴリ: ブルーレイ ダビング

更新日: 2024年10月31日

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